2011年3月20日日曜日

コントロール

高校生の頃だと思うが、授業で原子力についてのVTRを見せられ、所感を書く機会があった。思春期特有のラディカルさがあり、かつ文系人間だったので、シンプルにこう書いた――人間は愚かだ。コントロールできなくなる可能性のあるものを利用するくらいなら、電気なんて使うのやめたらいいのに――先生の返しのコメントはひと言、『現実的でない』とあった。

自分なりに考えた上で書いたつもりだったので、先生の短いひと言にムッとしたのを覚えている。今なら、電力の25%を担う原子力を真っ向否定することが『現実的でない』ことは実感をもって理解できる。だが、高校生の私が書いたことが正しくなかったかどうかと言えば、それは今でも確信が持てない。本当に間違っていたのだろうか――

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