2013年12月31日火曜日

よいお年を

今年は変化の年でした。前半はウガンダで、短い日本滞在をはさみ、後半は米国で過ごしました。渡米後5か月が経ち、必ずしも馴染んでいるとは言えない中で迎える年末ですが、初心を振り返って今年最後のエントリとしたいと思います。6月16日、ウガンダからの帰路経由地ドーハで(乗継が8時間もありヒマだったため)書いたメモです。(都合により、一部改)


◇ ◆ ◇


ウガンダへきた時、アフリカでの初仕事が嬉しかったのと同時に、必ずこれを次へのステップにしたいとの思いがあった。留学は当初から最有力オプションだったと思う。

ローンのオペレーションを前に進めることが自分のミッションで、最初は分からないことだらけでストレスも大きかったが、自分の理解が進むにつれ、理解の度合いにきっちり正比例して仕事の結果が出るのが楽しくもあった。諸般の事情もあり、かなり早い段階で職場内で当該業務に明るい実質唯一の人間になれたことが、結果的に自分の存在価値を明確に感じられる環境や自信、居心地の良さにつながった。ずっと「専門性のなさ」に悩まされてきた中で、専門性があったらどんな風なのかということもはっきりと想像できるようになった。

とは言え、何を専門とすべきかを具体化するのは簡単ではなかったし、それほど楽しい作業でもなかった。職住接近かつ在外の環境で時間はたっぷりとあるにはあったが、仕事後にもう一度緊張状態を作るのは至難の業だった。

ウガンダにくる前に読んだBOPビジネスの本が面白くてぼんやりと民間振興のようなことを考えていたところに、欧州ドナーから「その水力発電所はPPPかIPPか?」と聞かれたことや、ローンのオペレーションに水が合うなと感じていたことなどが重なり、たどり着いた答えがビジネススクールだった。

◇ ◇

赴任して間もなく1年が経とうとしていた時、東日本大震災が起きた。ウガンダの任期は、祖国の国難の時期でもあった。アフリカ市場開拓の先兵となることは必ず国益にもかなうはずと思う一方で、よその国の支援をしている場合ではないと感じるのは自然なことだったし、本邦企業のアフリカ進出のニーズもビックリするほど小さいというのが実感だった。誰もが聞いたことのあるような大手でさえ、他の国の企業なら当たり前に取るリスクをほとんど取ろうとしないのだな、ということを思い知らされたこともあった。

いずれにせよ、将来どこかの時点で日本の復活のために働きたいと思う日がくるのではないかという気がしている。案外と国内にいない人間にも活躍のチャンスはあるんじゃないか、とも。開発途上国というけれど、吸ってる空気はよっぽど明るく希望に満ちており、国づくりの気概というものを肌で感じてきているわけだから、この正のオーラを還元する機会を探っていきたいものである。


◇ ◆ ◇ 


みなさま、よいお年をお迎えください。


2013年12月29日日曜日

階段




キャンパス近くの有名な階段。ホラー映画に登場したんだとか。




くだりはアーチの向こうにKey Bridgeがのぞく。



この階段の脇にある建物が、数年前までビジネススクールの校舎だったらしい。


2013年12月27日金曜日

味噌牛乳

とん汁を少し洋風にアレンジできないかとレシピを探してみたところ、牛乳を入れるという案が最有力に。意外とイケてて新鮮だった。



 これは試作品で肝心の豚肉が入っていない(笑 本番は土曜日に。

近況

たまにはこの方の近況も。メールはいつも1行か2行で、『お元気ですか。僕は元気です』としか書いてないうえに、わざわざ「メールしたよー!」ってお知らせの電話がかかってくるという本末転倒ぶりなのだが(笑、元気そうな写真はやはり嬉しい。




あのシュールな動物園に行く機会があったらしい。ちょっとビビり気味の1枚目と、たぶん周りから言われてニカッと笑った2枚目、ちょうど合わせるかのように背筋を伸ばしてくれたハシビロコウ(鳥)の取り合わせが絶妙で、組み写真として見たい二枚。多分一緒に行った日本人に撮ってもらったのだろう。さすがよく撮れいている。ポケットに物入れ過ぎだけどね。



ちなみにフツーにそこにいるようなたたずまいだが、ハシビロコウはIUCNレッドリストにも載っている絶滅危惧種だ。

2013年12月24日火曜日

引っ越し作業完了

ブログの再・引っ越し作業(FC2⇒Blogger)を1日がかりで何とか完了。文字化けしていたり、タイトルが飛んでいたり、段落間の行間が詰まっていたり…と体裁の面で色々とあることはあるものの、クリック一発ではない作業を素人なりにやり遂げたという達成感の方が今は強い。


以下は自分用の備忘録:

  1.  FC2エクスポートから年度ごとのtxtファイルを作る(2012年だけは何故か手順5.でエラーが出るため、月ごとのファイルをエクスポートした…つまり、手順1.から6.を手動で12回、繰り返したということ…さすがに疲れた)。
  2.  1.のファイルをTeraPadというネットで拾ってきたソフトで開き、「ファイル>文字改行コード指定保存」で「UTF-8」を選び上書き保存。そのまま閉じずにCtrl+Aで全選択してテキストをコピーしたら、
  3. Bloggerブログ移行用、MovableType形式のエクスポートデータの日付を変換するツールの変換ボックスにコピペ。変換ボタンを押したら、変換後ボックスを全選択コピーしてTeraPadに貼り付け。
  4. 念のため2.の手順で文字エンコードがUTF-8のままであることを確認したら、TeraPadを閉じる。
  5. MovableType2Blogger conversion utilityの手順4を利用し、4.のファイルをtxtをxmlに変換。
  6. 「Blogger管理画面>設定>その他>ブログのインポート」で5.のファイルを参照し、インポートボタンを押して完了。

何故だか分らぬがつまずいたところ:

  • UTF-8へのエンコード:Windowsのメモ帳で名前を付けて保存するときにUTF-8を選べばOK、という記事も散見したが、私はどうもうまくいかなかった。よって、わざわざダウンロード&インストールするのが面倒だったがTeraPadを使用。
  • Bloggerの時刻表示問題: 最初、Wordのワイルドカードを使って変換する方法を試みたが、インポートすると今日の日付、現在時刻になってしまうので断念。困ってだいぶネット上を彷徨ったが、3、の方のツールを発見し一発解決した。有難い。
  • Movable Type… utility:手順4だけ実行すればいいということに気付くまで2時間ほどロス。MovableTypeへのアカウント登録が必要なのかと勘違いし、Movable Typeって何?というところから調べてしまった。紛らわしい!
  • 2012年12月がxmlに変換できない:手順5が、2012年12月のエクスポートファイルだけどうしてもエラーになってしまい上手くできなかった。ちょうど去年の今頃の分のエントリということになるが、幸いMBAのエッセイ2ndラウンド真っ最中の時期だったため、エントリはたったの2件のみだった。迷わず手動でコピペすることに。

ちなみに、今回の作業ではテキストのみ引っ越して、画像は今でもFC2を参照するようになっている。さらに、テキストに埋め込んだリンクは前の前のブログであるDTIブログを参照しているわけだが、今のところ両方とも一応問題なく表示されるので、このままでいいやという結論だ。

 ◇ ◆ ◇


そういうわけで、今後とも拙ブログ『コンテンポラリー帳』をご愛読いただけましたら嬉しく思います。Happy Holidays!



プレイバック秋学期(5) カルチャーショック・アメリカ流!商売の基本編

基本はずばり、『足元を見る』

例1:高い学食

そもそも生協などないので、キャンパス内にフードコートとチェーン店のレストランが入っているのだが、サンドイッチ1個7ドルなど、どこも1食10ドル前後使わざるを得ないような価格設定になっている。おかしいと思って聞いてみたら、キャンパス内は市中より高いのだそうだ。競合がほとんどなく、学生はそこで買わざるを得ないから、だそう…収入のない学生相手に、信じられぬ仕打ちだ。

 例2:メトロ

そう考えてみたら、メトロの運賃が高いのも同じ理屈だと気付いた。競合がないのだから足元を見ればいいのである。たとえそれが市民の足であっても。車を買えない所得レベルの人々にとって死活問題かもしれなくても。



入学直後の夏学期の授業で、議会の証言にも頻繁に登壇するジャンセン教授が誇らしげに言った。

曰く、『アメリカの生産効率性は世界一』 となむ。

…うっそーー?これで??!!と思ったものである。その頃すでに、目にするあらゆる物のクオリティがいちいち気になっていたので、とても効率的な生産体制が築けているとは実感できなかったからだ。

しかし、それは思い違いだった。私は「生産効率性」と聞いたとき、効率的に生産している――たとえば日本の自動車工場のような画を思い浮かべたのだが、ここで言う「生産」とは恐らく、お金=出来高のことだったのだ。計算式で書くなら収益/投入コストの ような。『足元を見る』商習慣に気付いた時、やっとジャンセンが言っていたことが納得できた。つまり、いかにコストを抑え(…と言ったら聞こえがいいが、 明らかにクオリティを犠牲にして)それを高く売るか、それがアメリカが世界一であるところの”生産効率性”と言うワケだ。アメリカが犠牲にしているのは消 費者の利便性だ。翻って、日本はよく高コスト体質だと言われるが、そのかわりクオリティも高い。いや、多分本当はもっと高くてもいいものまでがお手頃価格 で売られている。それを支えるのは何千万人ものサービス残業――日本の場合は生産者の側に負担を強いているというワケだ。両者には斯様に一長一短あり、どちらも誰かの不利益の上に成り立っている仕組みであると思うにつけ、外資企業などに「ニホンハ高コスト体質」だなんて、カンタンに言わせちゃダメなんだなと思う。(日本生まれ、日本育ちの私には、クオリティを犠牲にするような日本は受け入れ難いが、かと言ってサービス残業を強制される社会がいいとも断じて思わない)。

2013年12月23日月曜日

プレイバック秋学期(4) カルチャーショック・公共交通編

バス
  • 平日の朝夕しか走っていない。
  • その走ってる時間帯も、1時間に2本だけ。
  • 予告なく勝手に運休する。
     ⇒⇒当然だが、次のバスまで待ちぼうけである。待ち時間は30分とは限らない。帰宅時、駅でタッチの差で逃した上に次の便を(勝手に)運休にされた場合は、既に30分近く待ったうえにさらに30分追加されるわけだから、合計1時間近く待つことになる。
  • 同じ運転手に、一度は降車ドアを開けてもらえず、一度は降車ベルを無視されバス停を通過された。二度とも大声で怒鳴って意地でも降りたが。この運転手は始発のバス停にもいつも遅れてくる。
  地下鉄
  • 運転が荒い。というか、下手。駅に入線して、一度で停まれる確率は6割くらい。停車位置を調整するために何度も、ちょっと動いてはまた停まる、を繰り返す。
  • ピーク時間帯の時刻表がない(時刻表には、5-7分間隔で運行します、とだけ書いてある)。ピーク時はいつもの1.2倍くらいの時間がかかり、急いでいる時ほど遅れる。入線にあんなに手間取ってるところを見ると、さばき切れていないことが容易に想像できる。
  • 車体が常に微妙にダッチロールしている(コストダウンの影響で車体も安物?あるいは線路幅を狭くし過ぎた?)。元々車酔いなど一切しないタチだが、後ろ向きに座って本を読もうとしたら一発で酔った(予習量がハンパないので、読まないという選択肢は無い)。
  • こんなクオリティなのに、信じられないくらい運賃が高い。私は毎日、12ドル(メトロ10ドル+バス2ドル)も払っている。定期はない。学割もない。




プレイバック秋学期(3) カルチャーショック・授業編

留学なんだから、ゼンブ英語で勉強すればいいじゃん――と思ってたのが、まず間違いだった。学部の専攻や前職のバックグラウンドが同系統ならまだあり得たかもしれないが、全くの初学者には無理な相談であった。

というのも、授業では基本的に教えてくれない。

まともにやったら毎日100ページを超えるような予習が課される。授業では読んできたかどうかを試すようなコールド・コール(名指しで発言を求められる。回答できないとかなり気まずい)がある。最初の頃、おいおい、それ教えるのがアンタの役割やろ・・・と教授に突っ込みたくなったが、周りは誰も文句を言っていないので、どうやらそれが普通のことらしい。むちゃな・・・

さらに、教科書も分かりづらい。

例え話がいくつも出てくるばかりで、コンパクトにポイントを押さえた記述というのが見当たらない。最悪の場合は、そんな書き方をしておいて索引が付いていないものまであった。あまりに使いづらくて、宿題で頻繁に参照する必要があった統計以外はほとんど開きすらしなかった。買うんじゃなかった、とういレベルだ(1冊150ドル前後)。

さすがにこれはマズイと気付き、日本から本を送ってもらった。

正直、まだ最初だし、そんなに難しいことをやっているワケではないのだ。市販の実用書で十分太刀打ち出来るレベルーーなのに、どうして分かるように教えてくれないのか。でも、文句を言うヒマもない、それがMBA。今学期は帰りのバスの時間の関係で一切利用できなかったが、もう少し時間の自由が効くようになったら授業以外にもチューターを利用することも一案ではある。ただ、授業を受けた後でも日本語ですら質問できないような理解レベルの時は、追加措置が必ずしも効果的とは限らないと思う。いずれにしても自分の頭できちんと理解するしかないんだから。











プレイバック秋学期(2) 季節


 
紅葉が終わったと思ったら、今度は雪。





バス待ちの時の気温、-3度。バスは平日のピーク時間帯(6時から8時半、16時から20時半)に、1時間2本だけ走っている。必然的に待ち時間が長くなる。雨でも雪でも暑くても寒くても。


朝、バス停から。試験の日はいつもより遅めだから明るくなっていた。
いつものバス待ちは真っ暗だ。


プレイバック秋学期(1) 季節



何年振りかも思い出せないほど、久しぶりに紅葉を見た秋だった。
















期末試験終了

昨日、最後の試験科目Accountingを終えて、あっという間に1年次秋学期が終了。1つ1つ思い返すと長かった気もするが、常に追われていたせいか、聞かれると「あっという間」と答えてしまう。すでに払ってしまった学費の金額を思い浮かべ、見合う成果があっただろうかと自問してみる。

やっと時間が取れるから、ブログの再・引っ越しでもしよう。



 



試験後、打ち上げの帰り。ほろ酔いのKey Bridgeから。






2013年12月20日金曜日

期末試験中

とりあえず、広告を消すために更新。旧サイトは一昨日サービスが停止したはずだが、まだ閲覧は可能のようだ。ここは写真を載せようとすると勝手に横を向くなど不都合が多いので、試験が終わったらもうちょい使い勝手のよいところを探したい。