震災から5日がたつというのに、日本では当初の緊張が解けない状態がつづいている。ここからニュースを見ているだけで、緊張からくる疲労を感じるくらいだ。被災地の方々はもちろん、東京の家族も、原発周辺住民の方も、支援にあたる方々も、影響を受けるすべての人々が、緊張と疲労の限界に直面しつつあるように思える。
自分の生存が危険にさらされるかもしれないと感じるとき、あるいはリスクをコントロールできていないと感じるとき、こびりつくような、重たい緊張感が、まるで心臓に鉛がまとわりついているかのようになる。自分自身の経験では、これまで身近でテロがあった時などに何度か味わったが、私の場合は、危険にさらされることをある程度承知の上でここにいる。あの日から、突然、その緊張のさなかに置かれることになった家族が心配でならない。大変なのは家族だけではないと分かっていても、頭の中は家族のことでいっぱいいっぱいだ。
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