2014年9月27日土曜日

倫理

問: 以下のような会社、アリやナシや?

会社1:株の投資信託 T社

老後の蓄えなど、個人資産で株式を保有している一般人に、ある日『株式の公開買付を行っています。あなたの株を〇〇ドルで売りませんか?』と勧誘メールが届く。(※日本では銀行貯金が圧倒的多数だが、米国ではそこらのフツーの一般人でも株式に換えているケースが珍しくない模様。)株を持っていると、この手の勧誘メールは毎日色んなところから届くから、受け取る側もいちいち全部は読まない。良さそうなのがあれば、ポチッとクリックするだけで取引出来てしまうそうだ。

こうした買付は『テンダー・オファー』と呼ばれ、取引に応じると持っていた株がHolding accountに一時的に移される。公開買付は通常、即日ではなく一定期間行うものなので、その間買い集めた株を一時的に置いておくのがholding accountである(と思う)。テンダー・オファーに応じた人には通常、買付期間中であればいつでも、気が変われば取引を中止する権利が認められている(たとえば相場が買付価格を上回った場合など)。もっともそうならないように、買付価格は通常、市場価格を上回るように設定されている。

さて、問題のT社だ。

T社からの勧誘メールは、一見、他社のものと同じように見えるが、何百ページにもなる説明書きをちゃんと読むと、実はあちこちに落とし穴が掘ってある。

  • T社の買付価格は、市場価格を3-4%下回るように設定されている。
  • 取引に応じたら最後、オファーを受けた側に取引中止の権利は無い。
  • その一方で、T社には最終的に株を買い付ける義務はない。T社が買付を放棄した場合、holding accountにあった株式は元の所有者が引き取らなければならない。

まず、一点目。もし、「あなたの株は現在、市場価格で$45ですが、それを私たちに$42で売りませんか?」と聞かれたら、誰だって「アホか。売らんわ、そんなもん」と答えられるだろう。T社がやっていることはそういうことなのに、現実には多くの人が間違って売ってしまう――テンダー・オファーは通常市場より高値であるということを知っているがゆえに、これもそうに違いないと思い込み市場価格を調べずに決断してしまうのだ。ポチッとクリックするだけでいい手軽さも軽率さを助長する。

そして二点目。クリックしてから、実はオファー価格が市場価格を下回っていると気付いても、もう遅い。通常は認められている取引中止の権利が、T社との契約では認められていないのだ。さらに最悪なのは、holding accountに株がある間に、株価が下がってしまい三点目が発動するケースだ。上の例でいけば、T社は市場価格が$42を下回った時点で、買付を放棄すればいい(市場で買った方が安いから)が、元の株式保有者(客)は値が下がった株を引き取らなければならないので、損を避けられない(下のエントリで書いたコールオプションの売りですね、まさに)。こんなT社にだけ都合のいい契約だが、小規模(総発行株式の5%未満)な公開買付は規制対象外であるため、契約自体は合法です、となむ(逆に、5%以上なら違法となるケース)。


◇ ◆ ◇


こうして荒稼ぎしたT社は、やがて社会問題にもなったが、契約が合法であることをタテに居直り続けたそうだ。そもそも客のミスを前提にした商法が許さるのか――私は考えるまでもなくNOだと思うが、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を英雄視できる国・アメリカでは「いや、彼は頭いいだけじゃね?騙された方が悪いっしょ」という人も結構いて議論になるのである。







天性?

バスで24歳にナンパされた(笑 ・・・やっぱり黒人好きする顔らしい。


2014年9月26日金曜日

ショート・コール

デリバティブの授業で、オプションのポジションについて講義。コール・オプションとプット・オプションそれぞれにロング・ポジションとショート・ポジションがあり、相場の上下によって儲けや損の出方が変わってくる。オプションには一定以上の損を出さないための保険のような役割があるが、1パターンだけ、損が無限大というリスキーな組み合わせがある。それが、ショート・コール(コールオプションの売り)である。


◇ ◆ ◇


――と聞いた瞬間、思わず下を向いて笑ってしまった。いや、教授は何も悪くないのだが、ウガンダでショート・コールと言えば小用のことだったもので・・・他に誰も笑わないからアレ?と思ったのだが、どうもウガンダ特有の言い回しだったらしい。いずれにせよ、一発で覚えられたのは言うまでもない。 


2014年9月15日月曜日

拠点

どうもノートパソコンの長時間使用が肩こりの原因になっている気がして、キーボードを導入。USBレシーバでマウスともどもワイヤレス接続。さらに、スピーカーが接触不良で音が出ない(※イヤホンを差せば聞こえる)のを言い訳に、Bluetoothスピーカーを購入。そのうちディスプレイも大きくないと釣り合わない気がしてきて、エクセルの使用頻度が高いし、というもっともらしい理由を見つけ新年度開始前に導入した。授業に行くときはHDMIケーブルを外すだけでいいので便利だ。最後に、ちょうどいい高さの座卓がなかなか見つからず諦めかけていたところへ、無印良品がUS進出済みであることを思い出し、お取り寄せに成功。





キッチンに立つときはたいてい、YouTubeを流しっぱなしに。

外の木立に向いて座るのも、今の季節は気持ちいい。ゴザの下にはホットカーペット導入済みだ。




2014年9月14日日曜日

ひと桁目前

本日の最低気温、摂氏13度となむ。雨上がりの遅い午後、外はかなり冷んやりしていて薄手のダウンを羽織っている人もちらほら見かけた。そろそろ衣替えだな。

◇ ◆ ◇

――と書きながら気づいたのだが、この間の木曜と金曜にコロラド州やサウス・ダコタ州ではが降ったそうな。ちょっとみぞれ混じりとかではなく、数センチ積もるくらいの雪が。まったく冗談ではない。


見てる。

復帰ゴールもフツーにすごいと思ったが、サポーターが一斉に「シーンジー!シーンジー!!シーンジー!!!」と絶叫したところで涙腺崩壊。脈絡なく、「やっと来たか、モジャ君。」にジーンとした『宇宙兄弟』を思い出す。ちゃんと見ていてくれる人がいたんだと分かる瞬間って、地味かもしれないが劇的だ。

2014年9月13日土曜日

変革至上主義

今学期もまた、リーダーシップ論が必修科目になっていて、かなりうんざりである。しつこい。先学期はどうやって他人に影響力を行使するか(≒言うことを聞かせるか、に近い場合が多い)、今学期はどうやって組織変革するか、がメインテーマらしい。和を重んじ、偉そうにしない、背中で語るタイプのリーダー像が広く受け入れられる文化から来た人間にとっては(⇒たぶん私だけではない、少なくともアジア人学生の一定割合はそうだと思う)、だからアメリカ人ってこういうリーダーが好きなんだ~というのを理解する時間である。

そもそも、だ。組織は変革しなくちゃいけないのか?


◇ ◆ ◇


初回の授業冒頭で『必ずしもいつも変革が必要なわけではない』と脚注のような扱いでひと言ことわりがあったが、その後は(テーマが変革なのだから仕方ない部分もあるが)必要性を問うことはほぼなく、最初から変革ありきで、どう作戦を立て、どう実行に移すかの話ばかりである。まるで変わること自体に価値があるかのような様は、さすが、良くも悪くも“変り身”の早い国だと思ったり、道理で新しいトップはCEOであれ政治家であれ国際機関であれ、やたらと組織をいじりたがるわけだ、と腑に落ちたり。

確かに、変化が新たなパワーを生みだすことはあると思う。移行期にみんな同じ方向を向いて走ることができれば、日常業務だけの時より主体的なモメンタムが生まれやすいだろうし、当事者意識を持った途端、仕事っていくらでも楽しくなるものだ。また、どんな時代も常に変化し続けていることや、現代においてはそのスピードが加速度的に上がっていることを考慮すれば、どんな保守的な組織であってもある程度意識的に変わろうとし続けなければ、あっという間に適者生存の法則で淘汰されてしまうという側面もあろう。

しかし、組織変革はあくまで手段であり、目的ではない。理想とする組織像がまずあり、現状との乖離があるからこそ、いじって理想に近づける努力が必要になるのである。熱心な変革信奉者を見るたびに抱く違和感はたぶん、手段が目的化していることへのそれなんだろうと思う。



2014年9月9日火曜日

夜間クラス

夜間部の学生に交じり、夕方6時半から9時半まで3時間ぶっ通しで受講。今日は、場合によっては途中で抜け出してLive映像が観れる環境を確保する必要があるかもと思っていたが、1限目が終わった時には試合も終わっていた・・・残念!

2014年9月7日日曜日

観た観た!

土曜午前の講座終了後、キャンパス内のバーに直行。お昼を食べながらUSオープン準決勝を第1セットの最後から観戦した。第2セットをあっさり取られたのを見届け、歩いて帰宅。残りはネット観戦だったが、途中から映像を拾えたので勝利の瞬間を目撃することができた。すっっっげーーーーーーーー!!!


◆ ◇ ◆


全米中継はCBSだったのだが、第3セット取ったあたりから実況も完全に錦織選手びいきに。セット間に数秒間、日本のTV中継(=日本語の実況)録画をそのまま流して、日本人が盛り上がっている様子を紹介。さらに『この試合を観てる日本人は何て言うと思う?』『Wow?いやWow●wさ』と、日本国内の独占放映権を持つ有料放送局名を小ネタにしていた(笑

歴史的瞬間を見たいという欲求と、勝利者インタビューでわざわざコーチの名前が出ていたことからも分かるように、米国出身の元チャンピオンに師事しているという事実が、地元メディアと観客を贔屓目にさせているように思う。





仮死状態?

午前中にエクセル講座を予定していた土曜の朝。起きたら携帯電話の電源が落ちていて、起動を試みてもウンともスンとも言わない。だいぶ焦ったが、パソコンにつないでデフォルト状態に戻すためのファイルをダウンロードしていたら、突然息を吹き返す。助かったけど、何だったんだか・・・

2014年9月5日金曜日

今もブーム

今日もメンチカツが美味しかった。

2014年9月3日水曜日

焦がしネギ冷麺



今学期前半は、選択授業3コマすべて夜のクラスになりそうだ。

午後6時半から3時間ぶっとおしで、初日の今日、思ったよりお腹がすくことが分かった。





授業中にふっとわいた邪念で、
どうしても焦がしネギ冷麺が食べたくなり(笑




ネットで拾ってきたいくつかのレシピを見よう見まねで合わせてみたら、

これは自画自賛が許されるウマさ!!


◆ ◇ ◆


一時帰国時に、ほぼ毎回家族で訪れる中華料理店がある。
そこの父のイチオシがこんな感じの焦がしネギ冷麺なのだ。