2014年3月4日火曜日

ウクライナ

欧州東部~ロシア情勢は普段からウォッチしているわけではないのでニュースの裏側はほとんど見えないが、他国領土内に侵攻しておいてその国が降伏しなければ攻撃するという最後通牒は、確かにいつか見た冷戦時代の大国のむき出しのエゴのように見える。冷戦時代にアナロジーを求めるとすれば、米国大統領がなめられていることが遠因にあるという意味でキューバ危機を思い出させられたが、どうか。

逆にちょっと違ったのは、最初の侵入部隊に国旗を付けず“謎の武装集団”を装ったことだ。その微妙な遠慮は、対テロ戦争ばかりが流行って国家間紛争は過去の遺物となりつつある21世紀だからなのか、それとも色々と不具合はありながらも何とか責務を果たし終えたオリンピック開催国という立場をちょっとは考えたからなのか。いずれにしろ、時代遅れなことをしようとしていることに変わりはなく、長期的な成功など見込めないことくらい分かっているだろうから、どこに落としどころを見つけて軟着陸させるのか、ロシアの独裁者の政治手腕が問われることだろう。そしてEUは大丈夫だと思うが、米国がそれに着いて行けるかどうかもポイントとなりそうだ。


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