2014年3月17日月曜日

天然ガス

先週の集中講義で取り上げられていたのだが、シェールガス革命の結果、天然ガスの価格は100万BTU当たり米国内およそ3-4ドルに対し、それ以外の世界では16ドル前後なんだそうである。当然、エネルギー会社は輸出したがっている。一方、米国内の製造業者は輸出すれば米国市場の価格が上がるので(供給が下がると、価格が上がる)、輸出に反対してきた。

さて、ロシアがウクライナやヨーロッパへのエネルギー供給を止めた場合、得をするのは誰なのか、ということだ。ロシアは散々脅してはいるものの、欧州市場への供給は重要な外貨獲得手段のため、実際そう簡単には止められないだろうと言われている。一方アメリカでは、年末から天然ガス価格が上がり始め、ウクライナ情勢が目に見えて悪化した先月は6ドル前後だったようだ。「いよいよ輸出キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!」と思っている人たちが大勢いるのは間違いない。

オバマ大統領としても、ロシアに『じゃあ天然ガス供給止めるわ』と言わせるまでは頑張るのではないか。そうすれば欧州に恩とガスを売れ、“困った欧州を助けた”ヒーローにもなれる。エネルギー業界とヒーローに弱い大衆に支持され、今年11月の中間選挙も明るい気持ちで臨めるはず――とか思ってるんじゃないかな~。

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