2014年3月30日日曜日

Bid

米国の大学では一般的なのかもしれないが、すべての選択科目は入札で競り落とさないといけない。入札でしくじると取りたい授業を受けられない可能性があるというわけだ(べらぼうな授業料を払っているにもかかわらず…)。わが校のルールは以下のようになっている。あまりに複雑で慣れないので、ルールを理解するためだけにクラス担当のもとへ3度も足を運んだのだった。


ルール
  • 持ち点:2,000点(在校期間通じて)
    • 受けたい科目に持ち点から好きなだけ賭けて、高得点の人から落札できる。ただし、(ここがややこしくかつ作戦を練らなきゃいけないポイントなのだが、)賭けた点数がそのまま持ち点から引かれるわけではないので注意が必要だ。
      • 入札数が定員を上回っていた場合: 持ち点より落札価格(点数)が引かれる(賭け点ではない!)。たとえば、700点で入札して、落札価格(点数)が300点だったとしたら、400点は持ち点として手元に戻ってくる。
      • 入札数が定員を下回っていた場合: 落札ポイントは1点と見做され、残りの賭け点はゼンブ手元に戻ってくる。つまり、まず定員割れで間違いなさそうな講義には一桁より大きい点数を賭ける必要はなく、いかに余った分を人気講義の入札に回すかが思案のしどころとなる。
    • 2年間で計4学期あるが、最初の学期は必修科目のみなので、実質全部で3学期である。1学期に取れる選択科目の数は以下のとおり。単純計算で1コマ当り平均100点賭けられる計算だが、通常は100点も賭ければほとんどの講義を競り落とすことが出来る。持ち点は十分に与えられていると考えてよい。
      • 1年春学期:2-4
      • 2年秋学期:6‐8
      • 2年春学期: 6‐8
    • ただし、落札出来ない可能性を考えて、 上記のコマ数以上の講義に入札することが出来る。
  •  3ラウンド制+α
    • 入札は3回行われ、第2ラウンド、第3ラウンドはその時点で定員に達していない講義のみが入札対象となる。講義によっては、特定の学年に優先権が設定されているものもあり、その場合、優先権のない学年は第2ラウンド以降の参戦となる。
    • 残席が少なくなればなるほど、当然、落札価格は上がっていく。人気講義の第2、第3ラウンドの落札価格は700点とか1000点といったオーダーになるので、在校中1回か2回しか使えない荒業だ。
    • しかし、ここで無理して大枚をはたかなくても人気講義を取れるかもしれない裏技が実はある。それが、入札プロセス完了後に設けられたAdd&Dropという調整期間だ。
  •  Add & Drop
    • ほとんどの人がちょっと多めに落札しているので、最終的にどの講義を受講したいかを取捨選択する期間。また、空きがあれば新たに受講科目を追加(Add)することもできる。ここで注目すべきは、
      1. 誰かが受講権利を放棄するということは(Drop)、第3ラウンドまでは定員満杯の表示だったクラスに、空きが出る可能性があるということ。
      2.  Add & Drop期間中の受講科目追加(Add)には、1ポイントも必要ない。言うなれば、タダなのである!
    • そして、不思議なことに、Add & Drop期間の開始時に、第3ラウンドまでは満杯だった(かつ、まだAdd & Dropの調整期間を経ていない)クラスに1,2席の空席があるケースが散見される(理由は不明)。これはつまりAdd & Drop開始時刻と同時にシステムにログインすれば、最後の1席に1ポイントも使わず滑り込める可能性があるということだ。
    • 以上は、今学期のValuationのクラスの席を獲得した際の経験則に基づく(最後の一席だった)。 
    • Add & Drop期間中に、定員満杯のクラスのWait List(キャンセル待ち)に名前を載せることが出来る。

 で、作戦は・・・
  1. 絶対に取りたい講義には、第1ラウンドでべらぼうな点数を積む。人気講義で第1ラウンドの落札価格300点台といったところなので、どうしても取りたいなら倍は積むかな、私なら。どうせ落札価格以外は手元に戻ってくるのだから、持ち点減少を気にして小さくならないことが肝要。
  2. 逆に、まず定員割れで間違いない講義には、せいぜい10点も積めば十分。
  3. (優先権が無いなどの理由で)第2ラウンド以降に人気講義を取りに行く時は、大量点を積んで競り落とすのか、あるいはAdd & Dropの一瞬の勝負に賭けるのか、持ち点の残りを見ながら検討する。
  4. Wait List(キャンセル待ち)でも案外順番が回ってくるので、最後まであきらめない。ただし、Wait Listの場合最初の1-2回講義を逃してしまう可能性が大なのが難点で、私は今学期繰り上げで権利が回ってきた講義を結局取らなかった。

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