2012年10月23日火曜日

全力で

どうも面白くない気分から抜け出せなかった先週1週間。抜け出すために、週末は必死に気分転換した。普段車で行くところに歩いて行ってみたり、バイパスを端から端まで運転してみたり、いつもは衛生面が気になって買わない豚肉のミンチを買ってみたり、気づいたら映画を5本も観ていたり――

これでいいのだ。

『シカゴ』は歴史ものといえばそうだが、言わずもがな、一義的にはミュージカル映画だ。この種の映画をほとんど観たことがないせいで、最初は「リアル」と「歌」が突然場面転換する違和感を受け流すので精一杯になる。全く趣を異にする映画だが、ちょっと前に観た『Sucker Punch(邦題:エンジェルウォーズ)』をふと思い出した。こちらは歌ではなくSFに突然切り替わるのだが、あの唐突っぷりは、ミュージカル映画に通じるものがあったのだということに今さら気がついた。


『マネーボール』は、この間の一時帰国でDVDを買い損ねていたのだが、たまたま映画チャンネルで観ることができた。原作ではドラフトで無名の選手を指名するエピソードが最大の読ませどころだったが、映画にその話は出てこなかった。全体に思ったより暗めのトーンで、ワクワクよりも淡々とした感じが強く、DVD買い損ねて正解か。


『ソーシャルネットワーク』も同様で、宣伝で受けた印象よりずいぶんと根暗なストーリーで驚いた。いち学生がわずかな期間で億万長者になるアメリカンドリームの話かと思いきや、その過程でどんな内紛や裏切りがあったのかが物語の基調となっていた。敢えてそういうストーリーにした意図までは汲み取れなかったのだが、ひょっとして製作者は私と同じSNS嫌いなのか(笑?…まさかね。


『チャーリーズエンジェル』が今週末観た中では最も期待通りで、最も気楽に観れた。エンドロールにNG集が出てくる茶目っ気ぶりだが、そこから伝わってくる楽しげな撮影の雰囲気が、全編に渡ってにじみ出ていた。ネット上に転がっている所感を見ていると、女性はおおむね支持する一方で、男性は面白くないと感じるケースが多いようだ。言われてみれば確かに、強くてカッコいいのは女性ばかりで、男性はどこか抜けているか嫌な奴、という設定だ。でも、ジェームズ・ボンドを見て不快に感じる女性はそんなに多くないのでは?と思うとき、男性諸氏のこの反応はちょっと興味深い。


その『007』はウガンダと同い年らしい。50周年記念なんだそうで、シリーズ特集をほぼ一日中やっている。が、どれも似たり寄ったりでどれがどれだかまず覚えていないので、まとめて1本とカウント。学生の頃、敵キャラの変遷(うろ覚えだが、ざっくり言ってソ連→中国→北朝鮮→中東てな感じだったか)を卒論のテーマにしようかと一瞬考えたことがあったが、いまだ全作品を通しでみたことはない。この間のオリンピックの開会式は、「女王と007」と「Mrビーン」のシークエンスがお気に入りで、今でもたまに動画を観る。

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