2014年8月17日日曜日

『いまを生きる』

はじめて観たときから、早20年だろうか。当時は中学に入りたての頃だったから、当然生徒たちの視点から観ていたが、そんな自分がいつしか親の視点で観るようになる日が来ようとは思ってもみなかった。歳をとったものだ。けどまあ、こんないい大人になっても、「いま」を生きている、と言い切れる日々を過ごせているのだから、歳をとるのも悪くない。(・・・行き当たりばったりの人生、とも言うが。)

この映画を好きな作品にあげる人は結構いるのではないか。いや、正確には、この映画が好きそうな人の多いところばかり通ってきた、のかな。Yにしても、協力隊にしても、今の仕事にしても。中学・高校の頃は繰り返し何度も観た作品のひとつだったが、今日は何年ぶりだったんだろう。ストーリー展開やセリフの内容や順番は何となく覚えていたものの、TV放映でカットされたシーンを今になって知ったり、アメリカ東海岸の四季や学校の様子を今は想像ではなく実感できたり、何より英語を英語で理解できたりで、既視感はありつつもそれなりに新鮮だった。今回あらためて、四季を織り込んだ画と、余計な効果音や挿入歌を入れず全体に静かなつくりになっている点が印象に残った。


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ロビン・ウィリアムスが逝ってしまった。私はにぎやかなコメディアンの役より、この作品や『グッドウィルハンティング』のような役どころが好きだった。自殺した生徒を想って静かに泣くシーンが一層悲しい。

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