最近話題の実験都市、マスダール・シティ。
100%再生可能エネルギーの都市建設を目指す。
夏になると摂氏50度越えという酷暑だ。
なるべく影が出来るように建物が配置されている。屋根には太陽光パネル。
太陽光(熱)を遮断するため、窓の無い建物。
屋内には人工の太陽光が照射されているそうな。
このお洒落な建物は、院生のドミトリー。
各国から集まる大学院生は驚異の全員無料+生活費支給、となむ。
アラブ伝統技術を応用した”天然の”エアコン。
吹き抜け内に霧吹き状の水を吹きかけ、中を通る空気を冷やすのだとか。
BRTならぬPRT(Personal Rapid Transit)、となむ。
実用面では遊園地のアトラクションに毛が生えた程度だが、未来系で楽しい。
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まだ、都市というより研究施設といった程度の規模しかなく、金融危機以降、計画が大幅に遅れているとも言われているが、それでも再生可能エネルギーの研究のみにこれほどのお金を注ぎこめる研究所は世界に類を見ないであろう。昨今日本でも必要性が叫ばれている蓄電技術の研究開発も行われているとのことだった。
課題は、これだけの投資をしておきながら、出口戦略が明確でないことだろう。開発した技術や都市モデルそのものを広く世界中に売り込めばいいのにと思うのだが、特許関連にはあまり力を入れておらず、そもそも王家の慈善事業のような形で始まったため、儲けようといういう意欲があまり無いらしい。俄かには信じ難いことだが。もっと企業誘致して商売につながる研究開発をすべきだ、というのが同級生たちの専らの感想だった。

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