大勢いるということは、誰もいないということを意味する場合がある。
たとえば、選挙における『有権者』がそう。
TV局がいう『視聴者』も。
役人がいう『国民』も。
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5コ下のエントリ、写真を少々追加。
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「有権者の声」とか、「有権者の意思」とか。あたかも一個人のような言及のされ方をするけれど、“有権者さん”って人は存在しない。実際は多様で(多様過ぎて)ひとまとめにすることなど不可能な‘集団’を意味する言葉なのだけれど、ひとまとめに出来ないことをいいことに、あたかも一枚岩の「声」とか「意思」を持つ「個人」かのように仕立てあげてしまう――政治家はこの架空の個人に自分の考えや意思を『代弁』させるわけだ。
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